はらほげ地蔵(壱岐市)


はらほげ地蔵は、六道(地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天)において衆生の苦患を救うという六種の地蔵であります。海女で有名な八幡浦の海中に祀られていて、自然石の頭部で腹が丸くえぐられているので、はらほげ地蔵と呼ばれています。
何時誰が、何のために祀ったかはっきりしたことは不明で、遭難した海女の冥福のため鯨の供養慰霊のためなどと伝えられています。胸の穴は、満潮になって地蔵が水没しても供え物が流れないように、船から供え物ができるように、あるいは流行の疫痢の疫病退散祈願のためなどと言われています。


西の方向を向いているはらほげ地蔵。別名海の六地蔵とも言われています。