三井楽(みみらくの島)(五島市)


長崎県の最西端に浮かぶ福江島の北西部にある三井楽(みみらくの島)は五島市三井楽町の海岸域及び海域で、空海と遣唐使ゆかりの地としても知られる辞本涯や柏崎・京ノ岳から噴出した溶岩流が放射状に広がり溶岩台地を形成している高崎高原や、波打ち際に沿って大小多様な固い黒褐色の玄武岩質の溶岩礫がある長崎鼻で構成される史跡名勝天然記念物です。また文化庁から認定された日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島~古代からの架け橋~」の構成資産であり、風致景観が持つ観賞上の価値及び学術上の価値は高いとされています。

三井楽の地は遣唐使が派遣された時代には日本の西の最果ての地で、東シナ海を横断する直前の最終寄港地として利用されてきた場所であり、石碑に刻まれている「辞本涯」とは日本のさいはてを去るの意で、真言宗の開祖である空海も遣唐使の船に乗って唐に渡ったとされています。




三井楽(みみらくの島)の看板。



辞本涯の石碑と弘法大師(空海)像。



三井楽にある灯台と東シナ海に浮かぶ姫島。



三井楽の雰囲気。



東シナ海・姫島と玄武岩質の溶岩礫。



東シナ海と玄武岩質の溶岩礫。



東シナ海・姫島と玄武岩質の溶岩礫。



長崎鼻の雰囲気。



東シナ海・嵯峨ノ島と玄武岩質の溶岩礫。。



東シナ海と玄武岩質の溶岩礫。



東シナ海と姫島。