首里城(那覇市)



首里城は1429年に成立し、1879年までにわたり沖縄に存在していた琉球王国の政治の中心地として、小高い丘の上に建てられた王宮です。日本と中国の文化の影響を受けている建築物でもあります。首里城一帯は「首里城公園」として整備が進み、世界遺産の指定を受けています。



首里城公園の入口にある「守礼門」。1958年に復元されたもので、2,000円札にも描かれています。



園比屋武御獄石門(そのひゃんうたきいしもん)。琉球石灰岩で造られていて、世界遺産に指定されています。



歓会門。「歓迎」を意味するもので、門の両側にいるシーサーは魔除けの意味で置かれているそうです。



「立派な・めでたい泉」の意を持つ瑞泉門。第二の門と言われています。



瑞泉門の横に置かれているシーサー。歓会門のシーサー同様、魔除けの意味があります。



第三の門である漏刻門。楼上の水時計で時刻を計っていたのでこの名がついたそうです。



第四の門で「福を行き渡らせる」意で付けられた広福門。



奉神門。「神をうやまう門」の意味で、首里城正殿へ向かう最後の門。現在ではチケット売り場に利用されています。



首里城正殿。琉球王国最大の建築物で、最も重要な建築物だったとされています。



琉球独特の建築で、彩色塗装には桐油が使われているそうです。



首里城正殿と御庭(うなー)と呼ばれる広場。



屋根には鯱鉾ならぬ龍が飾られています。



書院・鎖之間にある庭園。



1階にある御差床。王が座る玉座があったところになります。



床下の石垣を見る事ができます。



2階にある御差床。王が座る玉座があったところになります。



琉球国王が頭に乗せていた王冠。



17世紀に清王朝から送られた琉球国王印。



18世紀に清王朝から送られた琉球国王印。



北殿内にある繁栄時を物語る模型。