大願寺(廿日市市)

正式名称は亀居山方光院大願寺で、開基は建仁年間の僧了海が再興したと伝えられる真言宗寺院です。明治の神仏分離令までは嚴島神社の普請奉行として寺院の修理・造営を一手に担い、千畳閣、五重塔、多宝塔などから形成される厳島伽藍の中心をなしていました。 この寺の秘仏厳島弁財天は弘法大師空海の作と伝えられ、日本三弁財天の一つとされています。2006年には損失していた護摩堂を約140年ぶりに再興し、白檀で製作された高さ4mの不動明王像が祀られています。



大願寺の楼門。



再興された護摩堂。



護摩堂内の不動明王像。



大願寺本堂。



大願寺本堂にある撫で仏様。