カトリック福江教会(五島市)


長崎県五島市の商業・行政の中心地である福江にあるカトリック福江教会は、1797年の五島藩要請で六方の浜から上陸した第1陣の外海キリシタンが移住した子孫が始まりです。福江は五島藩の城下町であり、キリシタンが潜伏できる場所に適さなかったのではないかと推測され、 古くからの信徒は少なかったようです。

1873年にキリシタン禁制の高札を撤去した後の1888年9月に、旧堂崎小教区第2代主任司祭として着任したアルベール・ペルー神父は、1896年頃から下五島地区の司牧宣教の拠点として教会建立を推進し、1913年に郡立五島病院の建物と土地を取得して、 建物は教会堂兼司祭館として改造されて「イエズスの聖心教会」としてジャン・C・コンパス司教によって建立され、1914年に堂崎小教区から独立した歴史があります。

現在の教会堂は1962年4月に主任司祭松下佐吉神父により建立、 山口愛次郎大司教によって祝別献堂されたもので、同年に発生した市街地をなめつくした「福江大火」において、新教会も三方を火の海に囲まれたが奇跡的に類焼をまぬがれました。


駐車場:有
入館料:無料(寄付をお願いします)




カトリック福江教会の雰囲気。



カトリック福江教会。



カトリック福江教会の雰囲気。



カトリック福江教会内部の雰囲気。



カトリック福江教会内部の雰囲気。



カトリック福江教会の雰囲気。



カトリック福江教会にあるルルド聖母マリア像。



カトリック福江教会にあるルルド聖母マリア像。