黒崎砲台跡(壱岐市)


猿岩の展望所から1分。昭和3年8月から6年かけて完成。地下7階まである要塞です。当時は島民も近寄る事ができず、秘密裏に造られました。
口径41cmのカノン砲二門の砲台で砲身の長さ18.83m、弾丸の重さ1t、最大射程距離約35km、同じ規模の砲台が韓国釜山と対馬にあった。ここは一発も実弾を発射することがなかったようで、300発打てば崩壊してしまうくらいの耐久性だったようで実際に弾丸は600発しか準備されていなかったらしいです。
巨大な地下要塞であるが、猿岩展望所の売店裏の山道を少し登ると、砲台の巨大な穴を地上からも見ることができます。


地下要塞入口にある弾丸。右が戦艦大和の弾丸。左が黒崎砲台の弾丸。



黒崎砲台跡の入口。途中までしか進めません。



黒崎砲台地下内部。巨大な地下要塞だったので結構広いです。



猿岩の売店裏から登ったところにある砲台跡。



砲台跡。戦後米軍から解体され今の形になりました。