織幡神社(宗像市)


宗像市の北端にある集落の鐘崎・鐘の岬にある織幡神社は、古くから鐘崎の人々から親しまれてきた神社でその歴史は古く、宗像大社の沖津宮・中津宮・辺津宮の三宮に鎮国寺とここ織幡神社を「宗像五社」とされ、宗像地域では古くから宗像大社に続いて朝廷の尊崇が厚かった歴史があります。現在は宗像大社の境外摂社とされ、別称を「織幡宮」。地元では「シキハン様」とも称されています。

創建は不詳ですが、国史では850年に「織幡神」に従五位下の神階を授ける記事のほか、859年に従五位上、877年に正五位下に昇叙された旨の記事が残されており、927年成立の『延喜式』神名帳では筑前国宗像郡に「織幡神社 名神大」と記載され、宗像神社3座とともに名神大社に列しています。

鳥居から社殿までは135段の石段を登る必要があり、足が不自由な方の参拝者には上らなくてもいいように遥拝所があります。

御祭神:武内宿禰・住吉大神・ 志賀大神・天照大神・ 宗像大神
    八幡大神・壱岐真根子臣
駐車場:有(無料)





織幡宮と記された鳥居。



鳥居と「これより百三十五段」と記された木板。



織幡神社参道沿いにある巨石。



筑前鐘崎海女の像。関西から西では海女の発祥地とされる。



織幡神社社殿に続く参道。



織幡神社参道の雰囲気。



織幡神社拝殿。



織幡神社拝殿内の雰囲気。



織幡神社拝殿前から鐘崎の港を望む。



織幡神社本殿。



織幡神社境内社。



織幡神社の右手の展望スペースから鐘崎海水浴場を眺める。



織幡神社境内社。



織幡神社参道沿いにある境内社・高取神社。



織幡神社参道沿いにある境内社・今宮社。



受難除けの御利益を授かる事が出来る今宮社。



遥拝所入口の雰囲気。



遥拝所の雰囲気。