崇福寺(長崎市)


長崎市鍛冶屋町にある崇福寺は、1629年に長崎で貿易を行っていた福建省出身の華僑の人々が、福州の唐僧である超然を招聘して創建された黄檗宗の寺院で、大雄宝殿と第一峰門は国宝に指定されており、中国様式の寺院としては日本最古の寺院です。

黄檗宗の寺院である興福寺・福済寺とともに「長崎三福寺」に数えられており、長崎に4つある唐寺の一つです。文化財が多数あるので文化財の宝庫とも言われています。



崇福寺の三門。
1849年に建立・国重要文化財に登録されています。



三門の装飾。



三門の先にある小堂。



小堂には観世音菩薩と地蔵菩薩が安置されています。



1644年に建立された国宝・第一峰門。
今の中国・寧波で切組み、唐船で運ばれて輸入し組み立てた門。



1644年に建立された国宝・第一峰門。
今の中国・寧波で切組み、唐船で運ばれて輸入し組み立てた門。



1646年に建立され、国宝に指定されている大雄宝殿。



大雄宝殿の雰囲気。
御本尊である釈迦如来と脇侍は釈葉と阿難が安置されています。



大雄宝殿の雰囲気。
御本尊である釈迦如来と脇侍は釈葉と阿難が安置されています。



大雄宝殿に安置されている十六羅漢。



大雄宝殿に安置されている十六羅漢。



大雄宝殿の雰囲気。



1666年に建立され1827年に再建された媽祖堂門。
国指定重要文化財に指定されています。



媽祖堂門から媽祖堂を見る。



1666年に建立され1827年に再建された媽祖堂門。
国指定重要文化財に指定されています。



1794年に建立され、長崎県指定史跡に登録されている媽祖堂。
往来する船の海上平穏を祈願する為に造られた堂で、海上交通の神である媽祖を祀る堂。



媽祖堂内部の雰囲気。



媽祖堂に安置されている媽祖。



媽祖堂に安置されている順風耳。



媽祖堂に安置されている千里眼。



媽祖堂内の雰囲気。



天王殿・観音堂・関帝堂がつながった護法堂。1731年に再建。
国指定重要文化財。



護法堂・関帝堂に安置されている関羽。



護法堂・観音堂に安置されている観世音菩薩。



護法堂・天王殿に安置されている韋駄天。