岩窟弁財天社(福岡市)


福岡市西区に鎮座する鷲尾愛宕神社の北麓にある岩窟弁財天社は、愛宕の住宅街にある愛宕四丁目公会堂の場所に天然の岩窟があり、この岩窟は神仏習合の雰囲気を残しているもので、祭神として弁財天が祀られています。元々この一帯は海岸であり、古くは海上安寧を願って宝鏡が祀られていたが、江戸時代には弁財天が海の守り神として信仰の対象とされたとされています。

江戸時代の儒学者である貝原益軒が1709年に書き綴った「筑前國續風土記」でこの「岩窟辨才天」は紹介されており、神仏習合で宗像三女神の一人で海上交通の神とされている「市杵島姫命」と同一化されており、現在では音楽、弁舌の才や福徳・財宝・智慧等を授ける神として古から信仰を集めています。

駐車場はありません。近所の「コインランドリーウェルカム愛宕」前にあるコインパーキングを利用します。


御祭神:市杵島姫命 岩窟弁財天
駐車場:無




岩窟弁財天社入口の鳥居。



岩窟弁財天社の岩窟。



手水舎。



岩窟弁財天の扁額。



岩窟弁財天社・岩窟内の雰囲気。



岩窟弁財天社・岩窟内に奉納されている弁財天石像。



岩窟弁財天社・岩窟内の雰囲気。



岩窟弁財天社・岩窟内の小さな社。



岩窟弁財天社・岩窟内の小さな社。白龍王神が祀られています。



岩窟弁財天社・岩窟内にある社。弁財天が祀られています。