如意山最上稲荷常光寺(福岡市)


如意山最上稲荷常光寺は福岡市南区高宮の高台にある日蓮宗の寺院で、伏見・豊川に並ぶ日本三大稲荷の一つとされる752年に現在の岡山県に建立された最上稲荷から大正時代に分霊されたのが始まりとされ、浪曲師・酒井雲(村田英雄の師匠)や初代首相・伊藤博文の第二夫人である中山金により寄贈された石碑があり反映したものの、太平洋戦争時に無住の寺となり衰退の一途を辿りましたが、玄常院日勤上人によって『日蓮宗常光寺』として戦後に再興されて現在に至ります。

本堂には日蓮宗の寺院という事で釈迦如来・多宝如来等の仏様が並び、中央に日蓮宗の開祖・日蓮上人が安置され、その左側に最上位経王大菩薩が祀られており、五穀豊穣の神様・開運の守護神として崇められています。
※パンフレットを参照

また境内には最上位経王大菩薩の眷属である縁引天玉が祀られており、清酒をお供えして参詣すると良縁を引き寄せてくれるとされています。また境内には悪縁を断つ「縁切地蔵」や病気平癒の御利益がある「浄行菩薩」・金運上昇の「大黒天」・学問の神様が祀られている「奥の院」があります。

御本尊:大曼荼羅
駐車場:有り
(勾配がある坂道なので運転に自信がない方は止めた方が良い)




参道途中にある縁切地蔵。御体の一部を削り服用する事で悪縁が切れるという事で顔がありません。



参道沿いにある石仏。



参道の雰囲気。



病気平癒の御利益がある「浄行菩薩」。



参道沿いにある大黒天堂。



参道沿いにある石仏。



本堂に向かう石段。



常光寺本堂。



最上位経王大菩薩の眷属である縁引天玉が祀られている堂。



縁引天玉。清酒が供えられています。



おみくじ処。5色の糸から望みたい御縁の糸に御神籤を付けるといいとされている様です。



おみくじ処の5色の糸。



常光寺本堂の扁額。山号「如意山」。



奥の院へ続く参道。



奥の院へ続く参道。



奥の院へ続く参道沿いにある薬師如来石像



奥の院の雰囲気。元々高宮浄水場にあったのが移動されたもの。



奥の院の扁額には「日車天玉」「安高天玉」「如意龍王」と書かれています。



上は「大上吉」から下は「大悪」まで容赦ない法華みくじ。



駐車場の雰囲気。道幅が狭く勾配がきついので運転に自信がない方や車高が低い車は諦めた方がいいです。



常光寺本堂内陣の雰囲気。※パンフレットから



最上位経王大菩薩。※パンフレットから