潮聲山耕三寺(尾道市)


耕三寺は、広島県尾道市瀬戸田生口島)に所在する浄土真宗本願寺派の仏教寺院です。山号は潮声山(潮聲山)。1936年昭和11年)から伽藍の建立が始められた新しい寺院で、日本各地の古建築を模して建てられた堂塔が建ち並び、「西の日光」とも呼ばれています。このうち、山門・本堂をはじめ15の建造物が国の登録有形文化財として登録されています。
寺院と言うよりは「お寺のテーマパーク」という感じで楽しめるところでもあります。



耕三寺の入り口・山門と中門。国の重要有形文化財です。



耕三寺内にある五重塔。



考養門。耕三寺では一番華やかな感じがします。
日光東照宮陽明門を模したものらしいです。



考養門の造りは非常に細かく、豪勢な感じです。



考養門をくぐると本堂があります。
これは平等院鳳凰堂を模したものらしいです。
国の有形文化財。



千仏洞地獄峡の入り口。



千仏洞地獄峡の内部。
約350mに及ぶ地下霊場。仏教世界の地獄観・極楽観を描いています。



千仏洞地獄峡の内部。



千仏洞地獄峡を出ると救世観音像があります。
地獄の後とあって、すばらしいシチュエーションです。
コンクリート製で高さ15mあります。



一面大理石のエリア・未来心の丘。
イタリア産大理石を用いた環境芸術で、広島県を拠点に活動する芸術家・杭谷一東の作品です。
まるで別世界にいるような感じでした。



境内西側にある潮聲閣。
金本耕三が母のために建てた旧邸宅で、耕三寺の原点らしいです。国の有形文化財です。



仏間の天井とシャンデリア。
当時の建物としてはかなり豪勢な感じです。