明人堂(五島市)


長崎県五島市の中心である福江にある明人堂は1540年に建てられた廟堂で、当時、明の貿易商であった王直が財政難に苦しむ福江領主宇久盛定の通商許可を得た際に、江川城城下の高台に居住地を与えられ中華街を作る許諾をも得た際、その一画に東シナ海航海の安全を祈るために建立したものと伝わる廟です。現在に残る堂および石材建造物は1999年に改築されたもので、桜石・白石・錆御影石などが使用されており、毎年10月に行われる「福江みなとまつり」で「明人堂祈願祭」として祈願祭が行われています。地元の方は火伏せの神として手厚く祀っているらしいです。

この歴史的背景から日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島」を構成する文化財に登録されています。

駐車場:無し
入館料:無料




明人堂の雰囲気。



明人堂の説明板。



明人堂の雰囲気。



明人堂の雰囲気。



明人堂の雰囲気。



明人堂の雰囲気。



明人堂の雰囲気。



明人堂の雰囲気。



明人堂の雰囲気。