白石のともづな石(五島市)


長崎県五島市岐宿町白石は遣唐使船最後の寄泊地で、第16次遣唐使船(804年)には、空海や最澄も乗っていたとされています。遣唐使船が船の修理や食料補給・風待ちをするために港に入った際、とも綱を結わえたといわれているのが「ともづな石」になります。遣唐使たちの命をかけた偉業を讃え、地元では小さな祠を建てて漁業・海上安全の神としてこの石を小さな堂内で祀っており、現在でも地元の人々の手によって大切に守られています。また五島市の史跡であり、日本遺産「国境の島 壱岐・対馬・五島」の構成遺産でもあります。

地元の方が言うにはこの「ともづな石」は、日に日に変化してきているらしく、手を合わせてお参りされています。また堂には馬頭観世音菩薩も祀られているので併せて参拝された方がベストです。また堂内は土足厳禁ですので注意しましょう。なお、納め札が貼られていますが五島八十八カ所の札所でもありません。

駐車場:有(無料)
入館料:無料(賽銭をお願いします)




ともづな石の説明が彫られている石碑。



ともづな石が祀られている堂。



堂内に祀られている馬頭観世音菩薩と弘法大師。



祀られている「ともづな石」。