神霊が在す霊山・若杉山の山頂にある若杉奥之院は、篠栗四国八十八箇所霊場巡りをするお遍路さんが必ずと言っていい程立ち寄る場所で、唐から帰国した弘法大師が修業した地であり、神前に供える清浄な水を取る為に独鈷で掘った独鈷水が涌き出ており、飲んだ方からは病気が治ったとの報告がある程、御霊水として親しまれています。中国の僧である善無畏三蔵が念力で押し開いたと伝えられている「はさみ岩」は、悪人はここを通れないという奥の院の関所があります。また行事として毎月21日には月例護摩供が行われます。
車では登れませんので若杉観音堂駐車場に停めて徒歩で約20分弱で到着しますが、急な坂道でもあるので動きやすい服装がお薦めです。
御本尊:弘法大師
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